2010年が終わります
あー、大晦日だ!
最近、ブログを怠けていましたが、あっという間に2010年が終わってしまいました。
さて、今年を振り返ってみますと・・・・。
と言っても、これまでこのブログで取り上げていたはずの時計と万年筆は、今年は何も買っていません。
相変わらず、ほぼ毎日使ってはいるのですが、だからと言って、敢えてメッセージを発することもなく、という感じです。
時々、「欲しいかも」という感情が芽生えることもありますけど、現状に大きな不満はなく、しばらくしたら気持ちが落ち着いてしまいます。
まあ、時計よりも万年筆よりも、もっと大切なものに気持ちが向いている、というのが本当のところかもしれません。
来年は、今年以上に、“趣味としての”時計や万年筆から離れるかもしれませんが、私のペースでのんびりと過ごして行こうと思います。
皆様、今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
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コメント
はじめまして。
小生、貴殿の時計記事大変興味深く拝見する者でして、
バックナンバー全て読み通す程共感しております。
しかし、最近の貴殿が書かれている
懐かしさ 満たされていない、あの頃 もっと大切な
といった言葉の数々に一抹の寂しさを感じた次第です。
貴殿の精神的充足が読み取れ、それは素晴らしいことと存じますが、
もはや貴殿は機械式時計を追い求めることの中に喜びを見出そうと
されなくなったのではないか。
未だ長い道の途上にある小生、貴殿の後ろ姿を眺めていたつもりが
置いて行かれてしまった?ついそんな風に思ってしまい…
勝手申しまして失礼致しました。
常に葛藤をはらんだ貴殿の独白を愛読していたひとりとして、
どうしても一言コメント差し上げたくここに記します。
投稿: トーリ・ネンパイ | 2011年1月 4日 (火) 21:58
トーリ・ネンパイ さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
私は、今でも機械式時計は大好きですし、これから先もずっと大好きだと確信しています。
ただ、「惚れ込んで買った時計があるのに、すぐに他の時計が気になって買ってしまうようなこと」はなくなりました。
次から次へと追い求めるのではなく、今、手元にあるものを見つめ直し、その良さを再確認することの大切さを重視しています。
私は、コレクターにはなりたくありません。
あくまでも、ユーザーであり続けたいです。
買って満足して次を追い求めるのではなく、とにかく使う、使ってどうしても我慢できなければ、その時に初めて次を考える、そうありたいです。
「一生もの」の高級機械式時計。
それならば、一生かけて付き合い続けます。
子供の頃から憧れ続けた機械式時計。
祖父や父が時計のゼンマイを巻く姿を見て、憧れたあの頃。
それは今でも失っていないはずですから。
投稿: royalblau | 2011年1月 5日 (水) 00:41