自慢しないで
時計店に行き、店員さんと話をしていたら、他のお客さんが割り込んで来ました。
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客:「向こうの店でロレックスを見てきたけど、同じものが買いたい。」
店員:「型番を教えていだだけますか。」
客:「知らん。一番手前に置いてあった時計だから、代わりに見に行って。」
店員:「申し訳ございません、それは困ります。」
店員さんが、あまりにかわいそうだったので、口を出しました。
私:「どんな時計だったのか、特徴を教えてください。」
客:「コンビの時計で目立つやつ。仕事で相手を威圧するためにも、威張れる時計を使わないとだめだな。」
「うわー、嫌な客だ。」と思いながらも何とか特定できましたが、その後も自慢話が続き、さすがに腹が立ってきたので、
私:「そんなに自慢したいなら、金無垢のデイデイトにしたらどうですか?」
客:「いや、さすがにそこまでの金は出せないよ。」
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こんな人がいるから、時計が大きく、目立つようになるのですね。
数年前の出来事ですが、急に思い出したので書きました。
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コメント
(||´Д`)
な顔がピッタリな状況ですね。
大阪の場合は、
客「目立つの!」
店員「こちらは如何でしょうか?」
客「高い! or それお願い。」
高確率で値下げ交渉が入る
大阪の場合、アグレッシブなお客様だとしても、
商いの国ですので、まだ柔らかく物事が
進んでいる方なように思います。
>代わりに見に行って。
特にこれは凄いですね。
投稿: サガ | 2009年9月14日 (月) 22:30
私は、原則として、人が多い時間帯に時計店に行くことは少ないので、個性的なお客さんに出会う確率は低いと思います。
その少ない経験の中でも、これは特に強烈な出来事でしたよ。
そのお客さんと話をしていたら、どちらの店でも一見さんではなさそうでした。
それで、向こうの店で時計を出してもらったりすると、その店で買わなくてはならなくなるのが嫌なので、あまり確認しないでこちらに来た、なんて感じでした。
「仕事では、先ず相手に対して優位に立つことが必要。」とか、「取引先に行って、社長以外の人間が出てきても相手にしない。」とか、「車は・・・に乗っている。」とか、とにかく凄い人でした。
ここまで自慢したら、さすがに値引き交渉はしないでしょう。
ロレックスは良い時計だけど、こんな感じでロレックスを買い求める人がいるのも事実ですね。
投稿: royalblau | 2009年9月15日 (火) 00:20