アナンタは魅力的?
セイコー ブライツ アナンタ を見ました。
日本刀をデザインモチーフにしたそうです。
ふーん。
いらない。
これだけで終わると、あまりにもやる気がないと思われそうなので、少し付け加えます。
店で話を聞くと、外国人には人気が出るかもしれないということでしたが、それは日本刀みたいだからですか?
本物の日本刀には美しさがあるでしょう。
しかし、日本刀を真似たものに美しさがあるかどうかは、全く別の話だと思います。
安易に形を真似るのではなく、心を示してください。
セイコーの関係者の方は、このブログを見ていないと思いますけど、ちょっと注文を出してみました。
あ、でも、部分的に見たら、綺麗でした。
だからこそ、勿体無いなー・・・と。
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コメント
アナンタで一番笑ってしまったのが
「日本刀」と「装飾を削ぎ落した」でしたね。
デザインした人は日本刀所か刃物を触った事あるのかと
聞きたいです。装飾もそぎ落としているならば
なぜコンセプトベースになったブライツフェニックスよりも
派手なべゼルデザインに仕上がっているのかも疑問です。
今のセイコーですと安いシリーズこそ頑張っていると思えますね。SCVS013は個人的に好きです。
やはり今のセイコーは伝統となる物を作るより、
陳腐化してもその時に回収できれば良いという展開だと思います。
投稿: サガ | 2009年9月23日 (水) 17:09
フェニックスは無難に仕上がっていますね。
でも、多くの時計の中からフェニックスを選びたくなるような魅力があるかと言われたら、微妙なのも事実だと思います。
だから、好き嫌いが分かれるのを覚悟の上で、(特に外国人に好まれるような)強烈な個性を持った時計を出そうとしたのでしょう。
そこまでは理解できるのです。でも、完成した時計がこれでは悲しくなります。
「横から見たら日本刀に似ていますよ。」なんて馬鹿なことを言わず、研ぎ澄まされた精神で隙のない美しさを表現して欲しかったです。
それこそ、日本刀の美しさではないでしょうか。
SCVS013に限らず、スピリットのシリーズはシンプルで使いやすそうな時計がそろっていますね。
まあ、このクラスの時計はコストパフォーマンスが高くなければ見向きもされないので、高級時計よりも生存競争が熾烈ですから。
それを考えると、「セイコーの高級路線の迷走は何なの?」と思いますね。
もちろん、このことはセイコーだけに限ったことではありませんが。
とにかくセイコーには、カタログスペックとか、説明しなければ伝わらないような小さな拘りとか、そんなものは一度捨ててしまい、純粋に外見で勝負できる時計を作ってもらいたいものです。
投稿: royalblau | 2009年9月23日 (水) 21:44