初めてのシェーファー

これまで、手を出さなかった万年筆として、ラミーとシェーファーがありました。

どちらも、デザインが苦手で、欲しいと思えなかったのです。

しかし、ラミーは、ステュディオのパールホワイトを買い、“どうして今まで避けてきたのだろう。”　と軽く反省したりしていました。

（ただし、ラミーでも、質実剛健のイメージを表面に出している製品は、今でも嫌いです。）

実は、ステュディオを買う際、シェーファーも少しだけ興味が出てきたのです。

しかし、ステュディオ購入後は、万年筆に対する興味が薄れてきて、シェーファーのことなど、すっかり忘れていました。

“この先、万年筆は、P146を買ったら終わり。P146だって、慌てて買うつもりはない。場合によっては、買わなくても良いかもしれない。”

最近の、万年筆に対する私の想いは、こんな感じでした。

現在所有する万年筆に対し、特に不満はないので、あえて買い足す理由もないし、そもそも、万年筆は趣味の領域から、普通の筆記具の１つとして見るようになったのかもしれません。

さて、前置きが長くなりましたが・・・。

シェーファーを買いました。

記念すべき、私にとって、初めてのシェーファーです。

うーん、素晴らしい。

やはり、初めてというのは、感動的ですね。

・・・・・。

カートリッジインクでは、駄目ですか？

いや、実はですね・・・。

インペリアル770　です。

この万年筆、みーにゃさん　からいただきました。

うわー、嬉しい。

これまで散々文句を言っていながら、もらうと態度は急変します。

だって、書きやすいのですよ！

最初は、マニアックな調整がしてあるのかと思い、少し緊張しながら書いてみると、驚くほど普通でした。

普通なのに、とても書きやすい。

筆記角度を変えたり、左右に捻ってみても、書きやすさは変わらない。

とても素晴らしいです！

みーにゃさんに確認すると、これがシェーファーの特徴らしく、幅広いスイートスポットがあるみたいですね。

まだ、あまり使えていませんけど、久しぶりに万年筆で楽しい時間を過ごせました。