Vaimo11 FLAT (4)
前回、“40枚綴じるだけなら、従来から存在する、35号針や3号針でも問題ない。” と書きました。
ただし、40枚を超える枚数となる場合や少し厚めの紙を使用した場合では、35号針や3号針の方が限界を迎えるのが早く(紙には突き刺さるが裏面でうまく折れ曲がらない)、11号針を用いた Vaimo11 FLAT が最も多くの枚数(厚さ)に対応できるということがわかってきました。
やはり、アーチを形成することにより、針を奥まで押し込みやすいことと、針自体が細く、裏面で曲がりやすいことが、多くの枚数を綴じることに対し、効果的に働いているようです。
上から、3号、35号、11号、10号で、それぞれ100本を並べています。
3号は、特に太い針ですね。35号も、3号ほどではありませんけど、若干太いです。
こうして見ると、太ければ曲がりにくいのは、仕方ないことかもしれません。
また、細い針は、リムーバを使って針を除去するのに、大きな力を必要としないことにも役立っています。
ただ、1つだけ。
針が細い分、除去に失敗した場合に、針が折れやすい気がします。正直言って、数字では実証できませんが、そんな感覚です。
まあ、まともなリムーバを使えば、それほど失敗はしないと思われますので、余計な心配かもしれませんが・・・。
こうして見ていくと、Vaimo11 FLAT、そして11号針は、かなり便利だと思います。
そうなると、後は、“小さく”、“安く”ですよね。
“100円で出せ!” とは言いませんが、実売価格五百円程度の小型版が欲しいです。
だって、千円以上出して、個人的にホッチキスを購入する人なんて、そんなにいませんよ。
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