クルトゥールを綺麗に
万年筆のインクの入れ替えを行った際、クルトゥールにセーラーのイエローオレンジを入れるつもりでした。
しかし、表面の艶消し(滑り止め?)コーティングが劣化し、かなり酷いことになっていたのです。
ベタベタです。
いや、ドロドロという方が、感覚としては近いでしょうか。
とりあえず、見なかったことにして・・・。
そんな時、代理店で交換してくれるとの情報をいただき、どうするべきか、少し考えていました。
結局、エタノールの出番です。
それほど劣化していない部分は、残っています。
(しかし、この写真では、わからないですよね。)
艶消しの蛍光イエローから、クリアーな蛍光イエローに変身しましたが、結果として気に入っていますので、この状態で使うことにします。
なお、私のクルトゥールは、この色で万年筆が2本、ボールペンが2本ですけど、なぜかボールペンの劣化が激しかったです。
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コメント
先ほど、2005年のところにコメントした後でこちらのupに気づきました。yoyalblauさんはエタノールで処置されることにしたんですね。なるほどぉ・・。私はつや消しがなくなると嫌なので、やっぱり代理店に持って行ってみま~す。参考になりました。ありがとうございました。
投稿: あつごん | 2008年10月 9日 (木) 11:41
あつごんさん、こんにちは。
こちらの方に、まとめさせていただきます。
購入後、3年程度で劣化が発生していることから、多分、ポリウレタンのコーティングが施されているのでしょう。
私は、10年以上前に購入したカメラの外装でも、同じようなベタつきを経験しています。
カメラや万年筆だけではなく、このようなコーティングの劣化は、かなり広まっているらしく、ポリウレタンは寿命が3年から5年と思って使わなければならないようです。
それで、部品の交換を求めるよりも、根本的な不安要素は排除してみようと思い、ベタつきの原因となるコーティング部分をエタノールで拭き取ることにしました。
なお、私がエタノールの使用を決断した、もうひとつの理由は、艶消しが汚れやすくて嫌いだったということもあります。
ただし、代理店が対応してくれる限りは、それに頼るのが正しい判断だと思いますので、エタノールの使用は対処の一例ということでお願いします。
投稿: royalblau | 2008年10月 9日 (木) 13:40
royalblauさん、さっそくコメントありがとうございます。
とりあえず、代理店で対応してもらおうと思いますが、
原因がポリウレタンの寿命にあるならば、結局また数年後に同じことになるんでしょうねぇ。その時は、エタノール処方を思い出してやってみます!もう廃盤になってしまったデザインですし、少しでも長く大切にしてあげようと思います。ありがとうございました。
投稿: あつごん | 2008年10月 9日 (木) 15:08
先ずは、代理店に連絡して、交換が可能であることを教えていただきました、GMTさんに感謝ですね。
ポリウレタンの劣化は、服や靴などでは珍しくない出来事のようです。
少なくとも、万年筆に使うべき素材ではなかったですね。
メーカー側で、改良された素材を使っていれば、交換後は大丈夫でしょうけど、素材変更は行っていないでしょうか。
クルトゥールには、実に多くのトラブルを経験させられました。
しかし、なぜか憎めないペンです。
投稿: royalblau | 2008年10月 9日 (木) 17:26