ペンケースの手入れは (4)
最初に書いておきます。
私は革の扱いを知りません。
また、今回のことは、“手入れ”と表現するべきではないかもしれません。
でも、何かの参考になれば、ということで。
それでは・・・。
先日から問題視していたモンブランのペンケースのベタつきですが、保革剤を塗っても大幅に改善することはなく、時間が経過すれば貼り付いている、という状況のくり返しでした。
以前から感じていたのは、皮脂などの汚れによるベタつきではないということです。
何だか、革のコーティングが溶けてベタ付いているのではないかと。
もしもそうなら、いくら保革剤を塗ったところで、ほとんど効果がないのも頷けます。
ということで、別の手段を考えました。
・・・エタノールで拭きました。
とりあえず、ベタつきは抑えられました。そのことに関しての効果は大きかったです。
が、ちょっと汚くなったかもしれません。
まだ拭き残しがあるので、もう少し丁寧にエタノールで拭いて、その後、保革剤で手入れをすれば、それなりに良くなりそうです。
でも、革にダメージを与えているのかもしれませんね。
今回のことは、決してお勧めしませんが、状況報告のつもりで書いてみました。
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コメント
得たNoooo!ぅルと来ましたか(汗)
べた付く原因はコーティング及びナメシの段階での
薬品が原因で在る事はほぼ間違いないと思います。
ただエタノール使うのはかなり強引な荒技ですね・・・(^^;;)
私も安いコインケースを
アルコール消毒液でコーティング抹殺した事は
在りますがやはり革には相当なダメージでした。
エタノール系でのふき取りでの主なダメージは
抜けちゃいけない繊維の奥底までの
油まで抜けてしまう油切れと、
表面が焼けてタダれる2種類のダメージが大よそです。
しっかり保油・保湿してあげて下さいね~(^^;)
投稿: サガ | 2007年10月15日 (月) 22:54
追記ですが
私のモンブランレザーはペンケース共に
内部までペタつく事は少ないので
やはりroyalblau様のは激しい個体差の
部類とも思われます。
投稿: サガ | 2007年10月15日 (月) 23:02
外側のベタつきは革と革が貼り付くだけなので、まだ我慢出来るのですけど、内側はペンが貼り付いてしまうので何とかしたかったのです。
それで、エタノールの使用を強行しました。
ダメージは覚悟の上でしたけど、かなり強烈でした。
今後、革製品に対しては、余程のことがない限りエタノールで拭いたりしないと思います。
投稿: royalblau | 2007年10月16日 (火) 00:20