国産品に期待すること
“国産万年筆を買いに行ったつもりなのに、最終的にペリカンの万年筆を買ってしまった。” というのが先日の出来事だったのですが、似たような経験は何度もあります。
これは万年筆だけのことではなく、グランドセイコーに興味を持ちながらも、ずっと後回しになっている状況と同じだと思います。
国産の万年筆と時計は、決して悪くないはずです。
でも、“部品単体で見れば文句なしに素晴らしいのだけど、全体でまとめて見たら、とんでもない勘違いをしているとしか思えない。” ということが多いです。
必要以上にカタログの数字を高めるのではなく、見た目で欲しいと思わせるデザインで勝負して欲しいです。
これを期待するのは、難しいことなのでしょうか?
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんばんは♪
国産万年筆、デザインがまずあまりお気に召さないようですね。
私も実はほとんど持っていません。
中学生の頃、初めて使い始めた万年筆は国産品でしたが、いつもインクがかすれて悪い印象でした。
でも、他の方が持たれている国産の素晴らしい品にも何度も出会っています♪調整しなくても、もとから書きやすかったり、とても実直な外観でも使いやすかったり。
それでも、まだ自分では買っていないので、欲しい!と思わせる何かが私にとってもかけているのかもしれません。
あ、でもずっと欲しいのもあります。
キャップレスです。
見た目も書き味も良くて、独創的。
いつか買っちゃうな~☆
投稿: みーにゃ | 2007年8月 2日 (木) 22:11
みーにゃさん、こんばんは。
私の場合、国産万年筆の使用感については、それほど不満を感じたことはありません。
強力な魅力を感じないけれど、これといった欠点も見当たらないのです。
だから、見た目で気に入れば、既に買っているはずなのですが・・・。
極論になってしまいますけど、一部の愛好家にしか評価されないような万年筆など、そんなものに万年筆の文化は受け継がれないと思います。
多く人が普通に使ってこそ、万年筆は正しく発展するのではないかと。
だから、デザインは重要なのです。思わず手にしてしまうような、素敵なデザインが・・・。
この点については、国産の時計と万年筆、同じことを考えています。
キャップレスですけど、これは確かに面白いアイディアですよね。
こういった独創性をもっと発揮して欲しいですね。
もちろん、基本を疎かにしないで。
投稿: royalblau | 2007年8月 2日 (木) 23:16