ブレゲとIWC
斜めから光が当たると、インデックスの立体感が強調され、格好良く見えます。
夕日だと、さらに良いです。
さて、午前中はブレゲ、午後はIWCを見に行きました。
(午後の用事は、時計だけではなかったのですが・・・。むしろ、そちらが主目的?)
どちらも素晴らしい時計ですね。
でも、今の心境としては、IWCの方が優勢です。
ブランド価値としても、時計の仕上げにしても、ブレゲの方が勝っていると思います。
それでも、IWCが好き。
スピットファイア・マーク16を購入してから、さらにその想いが強くなっているようです。
・・・・・と、まあ、今でもマーク16が大好きな状況が続いているのですが、そろそろ他の時計に目が向くようになってきました。
いや、浮気心とか、そんなのではないのです。何と言うか、気になるだけです。
スピットファイアクロノ、これは良いです。レザーストラップのモデルなら、文句なしに好みです。
ダブルクロノグラフ、やっぱりいらない・・・。
ポルトギーゼ・オートマティック、さて、これが問題です。
前にも少し書いたことがあると思いますが、私が好きな“オートマティック”は、35ミリ径のポルトギーゼです。これは、私の理想に限りなく近い、本当に大好きな時計です。
しかし、この時計は生産中止となり、自社ムーブメントを搭載した時計が登場しました。
まあ、それは良いのです。仕方がないことです。
でも、限定品だった“ポルトギーゼ・オートマティック2000”、これを“ポルトギーゼ・オートマティック”という名前で定番化されたことが嫌だったのです。
だから、今まで現行オートマティックを避けてきました。少しだけ横目で見て、すぐにそこから逃げ去って・・・。
だから、まともに見たのは初めてかもしれません。
まず、大きいです。そして、大きさ以上の問題として、厚さが気になります。こんな厚みでは、装着感は悪いはずです。
それなのに、好きです。
嫌なところもあるけれど、それを十分補えるだけの魅力を感じるのです。実用に適しているかとか、そんなことを考える前に、好きなのです。
コレクションのための時計を買うことは、私の考えに反することです。でも、好きです。
ここまで“好き”を連発するのも珍しいですね。
まあ、元々ポルトギーゼのデザインは大好きですから。
それに加えて、ずっとオートマティックを避けていたことに対する反動が大きかったのかな?
あ、でも、当分買えませんよ。それ以前に、本気で購入を検討するかどうかもわかりません。
ただ、“この時計、好きだな。”と思える時計があって、購入を夢見るだけでも嬉しくなれるのです。
それをIWCで感じられることが、何よりも嬉しいのです。
何かを本気で好きでいられることに対し、素直に感謝の気持ちを示します。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント