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2006年12月24日 (日)

新たな展開

IWCを見に行きました。もちろん、マーク16を見るためです。

しかし、“容赦なく使うための実用時計”として考えていたはずのマーク16でしたが、次第に変化が生じてきたのです。

最初は、シードゥエラーの代わりとして考えていたので、メタルブレスを本命としていました。これならば、一年中気楽に使えると考えたのです。“後はクラシックかスピットファイアのどちらを選ぶか決めるだけ” こう考えていたのです。

正直なところ、今回のフリーガーシリーズ(特にクラシック系)には不満がありました。“悪くはない、でも何かが違う。” それでも、何とか好きになろうとして、実際に少しずつ好きになってきたのです。

今回のモデルであれば、スピットファイアの方が好きでした。でも、“定番はクラシック系”と思い込み、スピットファイアを素直に認めることが出来なかったのです。

実物を見て、その思いは少し薄れました。“本命はマーク16スピットファイアかな?” こう考えるところまできたのです。そして今日、レザーストラップのマーク16スピットファイアを見て、“これなら好きになれるかな?”と思いました。

しかし、まだ何とも言えない不満がありました。言葉では表現しにくいけど、どうもすっきりしないのです。“結局、今持っているIWCを使うのがもったいないから他の時計を買おうとしているのか?” そんな気がしていたのです。

しばらくして、今まで関心がなかったスピットファイアクロノを見せてみらいました。はっきり言って、ショックを受けました。

これだったのです、本当に好きな時計は。

“40ミリ以下の時計が欲しい”とか、“3針が欲しい”とかいう気持ちは全て吹き飛びました。

もう、こんな気持ちでマーク16を買うことは出来ません。買っても後悔するだけでしょう。

どうしてこんなに好きなのか、最初は理解できませんでした。でも、わかってきたのです。

(私の個人的な意見ですが)フリーガーシリーズのデザイン的後継モデルはスピットファイアであり、クラシックは新しい系統だと思うのです。だから、最初からスピットファイアの方に馴染みがあったし、好きになったのでしょう。

実際、ドッペルとスピットファイアクロノのデザインは非常に良く似ています。

ここで重要なのは、似ているけど別の時計だということです。ドッペルはドッペルとして好き、スピットファイアクロノはスピットファイアクロノとして好きなのです。どちらが上とか下とかいうのではありません。

ここまで好きになれたのだから、この時計は買っても後悔しないと思います。すぐには買えませんが、間違いなく次の本命です。

大切なことを気付かせてくれた店員さんには感謝しています。

“本当にありがとうございました。必ず手に入れたいと思います。”

まあ、店にいる間は、半分くらいは時計とは関係のない話で盛り上がっていたのですが、実に有意義な一日だったと思います。

馬鹿話も書きたいけど、怒られそうだからやめます。

いや、怒りはしないけど、後からチクチクと・・・。

あ、こんなこと書くから怒られるのか・・・。

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コメント

こんばんわでございます。
文章からスキッとした爽快感がにじみ出ておりますね。
良かった、良かったですね。

投稿: 中堅社員 | 2006年12月24日 (日) 22:23

中堅社員さん

こんばんは。
本当にすっきりしました。チョコレートもおいしかったしね(?)
あの店員さんには、本当に感謝しています。良い人にめぐりあえたと思います。

投稿: royalblau | 2006年12月24日 (日) 22:35

まことに予想外の展開ですなー。
私も16買う予定でしたが結局フリーガクロノ選びましたから
やはりクロノの方が今年は惹かれる何かを備えているのでしょうか?
16のスピッドになるのかと思っていただけに驚きました。

スピッドファイアクロノという事はシルバー(ロジウム)文字盤
の方でしょうか?今年はメディアでも黒文字盤もスピッドファイア
にカテゴリーされている時あるので区別し辛いんですよね。。
ロジウムの具合は去年より良いと思います。去年まで私はスピッドの
デザインは好きになれませんでしたが今年はシックリきました。

06年新フリーガシリーズを総合的に考えると
IWCは原点回帰と言っていますがそれで合っているかもしれませんね。
去年まであったシリーズは歴史を辿ると
マーク10の「亡霊」と巷で言われる事が在りますが
その10番の元々そこまで行き着くデザインを考えると
今の方が本来のデザインに似ているというのは確かです。

まあそんな歴史云々よりも日本で評価はかなり今年は悪いですが
実際に身に着けた人は意見ガラッと変わっているのも見ると
IWCが良い意味でIWCを潰したとでも表現すれば良いのでしょうか。
感情と言うか喰わず嫌いと言うかそういうものを鮮やかに壊してくれます。

来年入ってまた直ぐに限定ですが3モデルぐらい発表するみたいですね。トップガンがどういうモノか気になります。

投稿: サガ | 2006年12月25日 (月) 08:33

サガさん

好きになったのは、シルバー文字盤の現行スピットファイアです。
実は、私も先代のスピットファイアは嫌いでした。特に黒文字盤は嫌だったですね。
それがあったので、今回のモデルでも、最初はスピットファイアを何となく避けていたのでしょう。
でも、それがこんなことになってしまいました。

今回のスピットファイアは、先代に比べて完成度が高まったと思います。違いは僅かなことなのですが、それがデザインの熟成なんだと思います。
しかし、デザインは、その時々で変化していくものです。好みの問題も大きいので、何が優れているのか判断するのは難しいでしょう。

次のモデルチェンジの頃、今回のシリーズが何と評価されているのか、今から楽しみです。

ごめんなさい、コメントに対する回答になっていませんね。

投稿: royalblau | 2006年12月25日 (月) 21:47

こんばんわです。
おぉっ、チョコ好きですか。同じくでございます。
ではイタリアのトローニ・バッヂをお試し下さい。傑作です。

投稿: 中堅社員 | 2006年12月26日 (火) 01:19

いや回答になってますよ。私の文章が変なだけです(^^;)
それがroyalblau様、自分自身のコタエであって
新たな試みと言うか前進と言うのでしょうか。
「シードゥの代わり」を探していた当初とは
一味違う、心機一転であり、久しぶりの開拓
とでも言えば良いのでしょうか(ちと大袈裟か・・)
記事見ているだけで時計を自分が買う時の用にワクワクします(笑)

本当に見てもあまり気付かない
時計興味ない人から見れば全く同じに見えかねない。
それでも確かに進化しています。
現代でこういう風なデザインの発展、
発展と言うより「熟れ」るデザインというモノは
確実に減少しつつあります。確かにその時代に生きている。
だから変わりますが、熟成と言うのも捨ててはならない要素です。
だから今回の変化は嬉しい限りです。

しっかし毎回長文で申し訳ないす。。記事一つ文ぐらい
のコメント(冷汗)

投稿: サガ | 2006年12月26日 (火) 01:26

中堅社員さん

そうですか、今度食べてみます。
一度にたくさんは食べないですが、チョコレートに限らず、お菓子は好きです。
朝からケーキを食べるのも平気ですよ。

投稿: royalblau | 2006年12月26日 (火) 05:39

サガさん

根本的に、マーク16などにシードゥエラーの代わりを求めたことに無理があったのですね。
それぞれの時計には、それぞれに与えられた目的がありますから。

今回は、良い勉強をさせてもらいました。

投稿: royalblau | 2006年12月26日 (火) 05:45

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