現在、平日は出張の状態で、休日だけ家に戻る生活が続いています。今日は祝日だから休日だったけど、明日は仕事なので、家に帰らず出張先で過ごしています。
時計は地元の正規店以外では買わなくなったので、他県の時計店に行くこともなくなっていましたが、時間の余裕もあり、久しぶりに行ってみることにしました。
合計で5店を訪れましたが、長時間話をしたのは、そのうち2店です。特に、最初の店は面白かったです。
実は過去2回ほど行ったことがありましたが、既に6年が経過しており、当時接客してくれた店員さんの名前と顔は忘れていました。
この前から、気になっているIWCを見ていると、女性の店員さんに話しかけられました。
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“お出ししましょうか?”
“スピットファイアではないマーク16はないのですか?”
“外商が持ち出しているのですよ・・・。”
“それなら、クロノグラフを見せてください。”
“はい、どうぞ。”
“やはり大きいなあ・・・。まさに昔のドッペルのサイズですね。”
“そうですね。大きくなってしまいましたね。”
“残念ですね。でも、これはこれで悪くない気もしてきますね。”
“IWCがお好きなのですね?”
“昔は大好きだったけど、最近はブレゲやバシュロンに興味が移っています。それでも、最近また気になるようになったのですよ。ネットで知り合った人の影響とかで。”
“ネットを通じたお友達ですか?”
“ブログですね。”
“えっ! ブログを作っているのですか?”
“さ、さあ、どうでしょう? ・・・いや、まあ・・・作っていますよ。でも、時計専業ではないですけど。あ、これ以上話すと、簡単にばれてしまうから、黙っておこう。”
“探してみます!”
(中略)
“オーバーシーズ、綺麗ですね。”
“この時計、格好いいのか悪いのか、自分でもよくわからないのですよ。”
“いや、綺麗ですよ。”
“それなら、この時計はどうですか?”
“あっ! サンマルコ! 懐かしい! 私、この時計大好きだったのです。この時計見ながら、ご飯食べられますよ!”
“本当に時計が好きなのですね。”
(中略)
“お客さん、時計の趣味がいいですね。”
“そうですか? そう言ってもらえると嬉しいですけど・・・。”
(中略)
“ところで、6年前、どんな時計をしていました? XXXXXXXではないですか?”
“はい、そうですよ。”
“やっぱりそうだ! 6年前も接客してくれた人だ!”
“ごめんなさい、私は憶えてないです。”
“仕方ないですよ。気にしないでください。でも、どうしてXXXXXXXを使わないのですか?”
“重くて・・・。”
“そうですか。でも、気持ちはよくわかりますよ。その理由は簡単です。歳をとったのですよ! ・・・って、失礼なこと言いましたね、ごめんなさい。”
“いや、結構いってますから・・・。”
“そんなことないでしょ? まだ若いですよ。”
“多分、お客さんと同じくらいの歳だと思いますけど、何歳です?”
“どうして先に言わないといけないのですか!”
“それなら、干支でも・・・。”
“面倒だな。歳でいいですよ!”
(中略)
“同学年ですね。なんだ、そうだったのか。”
“そうみたいですね。”
(中略)
“また来ます。次はどんな時計持って来ましょうか?”
“ブレゲのシンプルな時計がいいですね。”
“わかりました。次はブレゲですね。”
“6年後に、ですか?”
“いや、もっと早く来ますよ。それでは、また。”
“ありがとうございました。楽しかったです。”
“こちらこそ、ありがとうございました。”
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結構、長い時間話していたので、忘れてしまった内容や、話の順序が違っているかもしれませんが、だいたいこんな内容でした。
時計店に行ったなら、時計好きの店員さんと話したいですね。
それにしても、面白い人でした。
※このブログを見つけても、怒らないでくださいね。
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