色の変化を調べる(2)
今のところ、特に目立った変化はありません。まあ、当然でしょう。
ひたすら待つだけの地味な実験なので、数ヵ月後には、完全に忘れ去られている可能性もありますが、それでも続けていきます。
インクの退色については、出来るだけ実際の条件に近付けることを目標にしていますので、そろそろ、次の予定を考える必要があります。
以前から、クインクは、水分の多い場合は退色が激しく、水分が少ない場合には色がしっかりと残っている気がしていました。
普通に考えても、水分が蒸発して、煮詰まったインクの方が色が残りやすいと予想されます。異なるインクでも、濃いインクは色が残りやすく、薄いインクは色が残りにくいはずです。
“実際の条件”に近づけるなら、万年筆にインクを入れて数日後の、少し煮詰まった状態で同じように書き、その退色の程度を調べるのです。だからこそ、万年筆に組み合わせるのは、純正インクにしたかったのです。
とりあえず、インク吸入から一週間後くらいを目標にして、次の実験に入ろうと思います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント