時計は何本
“時計の趣味と恋愛観は似ているよね。”
“えっ? まあ、そんな気もしますね。”
“買った時計をずっと大切にする人もいれば、簡単に下取りに出して新しい時計を買う人もいるからね。”
“そうですね・・・。”
“それから、時計をたくさん持っている人は浮気者、というのも聞いたことあるね。”
“そうなのですか? それなら、何本くらい時計を持っているのですか?”
“えっ! さっ、3本くらいかな?”
“はぁ? 嘘でしょ?”
“い、いや、もう少し多いかな?”
“何本持っているのですか?”
“まあ、そんなことは、いいじゃない。”
“だから、何本持っているのですか! 教えてくださいよ!”
--------------------------------------------
余計なことは、しゃべらない方が良さそうです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
はじめまして。
私も時計と万年筆が好きなオヤジです。
時計を何本持っているかというのは,個人の嗜好によるところが多いですよね。私の場合は,機械式時計は1本と決めていて,あとは値段・ブランドなどの価値観から離れて,気に入った時計を数本所有しています。以前は機械式を数本所有していたのですが,浮気をしているみたいで結局一番のお気に入り以外は手放してしまいました。経済的にも継続所有するとかなり痛いですからね。
ちなみに万年筆は最近目覚めたばかりであまり詳しいことは分かりません。
ということで,今後もちょくちょくお邪魔するかもしれません。では。
投稿: Yuchipa | 2006年8月30日 (水) 15:10
Yuchipaさん、こちらこそ、よろしくお願いします。
機械式時計を1本だけに絞るとは、凄いですね。私には、到底無理な話です。
程度の差こそありますが、買った時計の全てに愛着があり、“手放してもよい”と思える時計は、ほとんどありません。
なお、頻繁に通っている時計店で、女性の店員さんに、“時計をたくさん持っているのは浮気者なのかな?”と質問したところ、“時計を恋人と思わず、子供と思えば良いのですよ!”と言われたこともあります。これなら、何本持っていても浮気じゃないですね。
また、時計を買うのに躊躇していたときに、“早くお嫁入りさせてくださいよ。いつまでも暗い金庫の中で待たせているのは可哀想じゃないですか!”と言われたこともあります。男性店員でこんな表現を用いる人は極めて少ないと思います。
売る側と買う側、そして男女の差、それぞれの立場によって時計の接し方が異なるのは、実に面白いことです。
投稿: royalblau | 2006年8月30日 (水) 17:39