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2006年6月 7日 (水)

1本に絞れない状況

今から数年前、時計が最も好きだった頃、1つの時計だけで1週間以上過ごすことなど不可能でした。

身に付けている時計に対し、その時点では間違いなく深い愛情を注げるのですが、しばらくすると他の時計が気になってしまうのです。嫌いになるとか飽きるとかではなく、何故か他の時計が気になるのです。

そのため、常時10個以上の時計(もちろん機械式時計)を動かし続けていました。使うときにだけ、ゼンマイを巻いて動かせば良い気もするのですが、動いていないことが嫌だったのです。

この時計に対する状況は、現在の万年筆を絞り込めない状況にとても似ていると思うのです。

現実的には、3本もあれば十分なはずなのに、すぐに他の万年筆が気になり、いつでも使えるようにインクを入れて待機しているのです。

でも、時計の方は、今では使うときだけゼンマイを巻いて動かし、そうでなければ完全に止まっています。使わないときには無駄に触らないけれど、出番が来れば思う存分活躍させるのです。結局、適度に飽きてしまったことが、良い方向に作用したのだと思っています。

万年筆も、もう少し飽きた方が良さそうです。

そして、その時初めて、本当に手放せない大切な万年筆が見えてきそうな気がします。

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