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2006年5月13日 (土)

IWC Portuguese Automatic

Iwc_po_auto

Iwc_po_auto_bこれは径35ミリの、旧ポルトギーゼ・オートマチックです。“スモールギーゼ”と呼ばれることも多いですが、私はこの呼び方が嫌いなので使いません。

確かに、本来のポルトギーゼは、精度の良い懐中時計のムーブメントを使用した大型の時計から始まっており、35ミリの小さな(普通に考えると標準的な)時計は、ポルトギーゼに似せた、異なる時計と考えるべきかもしれません。

しかし、そんなことなど関係ありません。この35ミリのオートマチックが好きなのです。私にとって、ポルトギーゼ・オートマチックとは、この時計のことだからです。

なお、現行のオートマチックは、自社開発の自動巻きムーブメントを搭載している大型の時計です。ムーブメント自体には興味があるのですが、デザインを好きになれません。もっとシンプルで普通の時計を作って欲しいのです。

私の好きなオートマチックは、実にシンプルな時計です。必要以上に目立つこともありません。2針あるいは3針の時計の中では、ほぼ理想通りのデザインでした。あえて過去形の表現にしましたが、今でも間違いなく大好きな時計です。

“ラトラパントと比較して、どちらが好きなのか?”、それは今でも答えを出せません。

実は、購入前にもかなり悩んだのです。悩んだ結果、ラトラパントを選びましたが、結局、オートマチックも諦めることは出来ませんでした。

それでも、あえて言うならば、好きな気持ちが強いのはラトラパントですが、理想の時計に近いのはオートマチックです。

時計に最も興味があった頃、デザイン最優先で選んだ時計は、ポルトギーゼのラトラパント、それとポルトギーゼのオートマチックでした。一番好きな時計とは言えなくなったかもしれませんが、それでも大好きな時計です。

そして、これから先だって、好きという気持ちだけは、決して変わることなどないでしょう。

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