アウロラ オプティマ バーガンディ
前回の記事で、ロイヤルブルーが好きだと書いたが、本来、青よりも赤の方が好きかもしれない。ただし、赤なら何でも良いのではなく、いわゆるワインレッドと呼ばれるような、深い赤が好きだ。
しかし、自分の持ち物で赤は少ない。憧れてはいるのだけど、使いこなす自信がない。例えば、赤いスポーツカーに乗ってみたい。でも、無難な黒か白の車を買ってしまう。
ところで、アウロラの万年筆は、最初から興味を持ちながらも、なかなか手を出せないでいた。どうしても、モンブランやペリカンなどの手堅いドイツ製万年筆を優先していた。万年筆も機械式時計と同様に、一生物として考えていたので、派手なデザインや色柄だと、飽きてしまうのではないかと思っていた。
しかし、オプティマ バーガンディをカタログで初めて知ったとき、どうしても欲しくなった。派手な万年筆は飽きてしまうかもしれない、という余計な心配事は、一瞬にして頭の中から消え去った。“この赤い万年筆が欲しい。” ただそれだけだった。
色とデザインが気に入って買ったのだが、使い勝手も非常に良い。これは個人的な好みということになるのだが、ペンの長さ、太さ、重さに関しては、オプティマは最高の万年筆である。ペンの質感と書き味には若干の物足りなさを感じるが、それでも本当に大好きな万年筆であることに違いはない。
ボールペンも悪くはない。ただし、万年筆以上に、値段に対しての質感が物足りない。それでも、好きなら気にすることもない。
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