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2005年5月20日 (金)

機械式時計が好きな理由

子供の頃、祖父や父の腕時計は手巻き式だった。毎日決まった時間にゼンマイを巻き、時間合わせをしていた。その姿がとても格好良く見えて、早く自分の腕時計が欲しい、と思っていた。

最初に買ってもらった時計は、機械式の目覚まし時計だった。アラームはオルゴール式。機械の音を聞くのが好きで、両手に抱えて眠っていた。

しかし、いつの間にか機械式時計は姿を消していった。機械式時計に対する憧れも忘れかけていた。使う腕時計は安物ばかり。さらに、腕時計がなくても時間に困ることもなく、気が付けば腕時計を使わなくなってしまった。それから数年が経過した。

ある時、腕時計が欲しくなった。どうせ買うなら、少しくらい高くても、良いものを買いたい。でも、いきなり極端に高いものを買う気はない。それで、とりあえず時計店に行ってみた。

“丈夫なアナログ時計が欲しいのですが。”

この時は、3万円程度のSEIKOのクォーツ時計を買うことにした。支払いを済ませ、ブレスレットのサイズ調整の間、店員と雑談をしていたら、その店の店長が話しかけてきた。

“ロレックスを試してみませんか?”

以前書いたこともあるが、ロレックスは嫌いだ。

“嫌です。”

即答した。それでも、何度も言われるので、仕方なく手に取った。

“あれ?”

声には出さなかったが、不思議なことに悪くない。ロレックスは良い時計なのかもしれない、と思った。

その後、いわゆる高級時計について調べてみた。ロレックスを買うことには、どうしても抵抗があったので、オメガを中心に検討を進め、最初の機械式腕時計を購入した。

これが機械式時計の出会いである。

その後、機械式時計にのめり込んでいくのだが、現在に至るまでの間に、時計への興味が薄れた時期があった。その件に関しては、また後日書いてみたい。

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