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2005年5月22日 (日)

今後の方針

先日、“機械式時計が好きな理由” と “一生物の時計” という記事を書いていましたが、これは自分のホームページに掲載していた文章を若干変更して作成したものです。参考までにホームページの文章も紹介しておきます。

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子供の頃から時計が好きだった。

その当時は高級時計に興味があった、という訳ではなく、時計とは手でゼンマイを巻けば動き続ける、不思議な道具だと思っていた。
大人が毎日、腕時計のゼンマイを巻いているのをみて、早く自分専用の腕時計が欲しいと思っていた。

最初に買ってもらった時計は、手巻き式のめざまし時計だった。毎日両手に抱え、機械の音を聞きながら眠っていた。

しかし、いつの間にか時計はクォーツ式が主流となり、機械式時計は見かけなくなった。使う時計も安いクォーツ式ばかりで、機械式時計のことなど忘れかけていた。

大人になって、そろそろ1本くらいは長く使える良い時計を持っていたい、と思うようになった。
どうせなら、1日中、肌身離さず使える時計が欲しい。できることなら機械式の時計から選んでみたい。
機械式時計に対する憧れを思い出した。

長く使える、気に入った時計が1本あればいい、と思っていたはずが、時計に対する価値観が買えば買うほど変化してしまい、理想の時計を探すこと自体を重要視するようになった。 “1本の時計を肌身離さず使い続けたい” という、本来の目的を少しずつ失っていった。

そしてある時、“全ての理想をかなえる究極の時計など存在しない。” ということに気付き、時計への興味が少し薄れた。

一旦、距離を置いて気が付いたのは、今まで時計選びを必要以上に難しく考え過ぎていたこと。正直に言えば、理想の時計探しをすることで、現実の嫌なことから逃げていたこと。

本当に大切なのは、良い時計を買うことではなく、気に入った時計を大事に使い続けることだろう。
そして一生物の時計とは、最初から決まっているのではなく、結果としてそうなるべきものだと、今では考えている。

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なぜ、このような文章を紹介したかと言いますと、今のままでは記事が確実に重複しているし、同じようなことを二箇所に分けて書くのも無駄だと思い始めたからです。

したがって、ホームページとブログの統合を行いたいと思います。と言っても、このブログが大きく変わることはありません。ホームページで書いていた“日記帳”を廃止するので、ブログに日記的な記事も書き込むことくらいです。

統合と言っても、リンクを貼ればすぐに完了するのですが、ホームページは多くの人に見せるには、少々恥ずかしいことが書いてあるので、これを修正してからの公表とします。統合作業は、今月中には完了させる予定ですので、今後はホームページの訪問もお願いします。でも、ホームページから文章を削除したら、写真しか残らないのですけどね。まあ、それはまた考えます。

ところで、上の方で紹介した文章ですけど、“時計”を“万年筆”に置き換えても、そのまま通用すると思いませんか?

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